アイロンのお手入れ・・・FAQ集

アイロンの焦げ付きを取り除く方法

着るための洋服を作るよりも、仕事でトワルを作ることが多いのもあり、
接着芯を貼るときにパラフィン紙などは使っていません。

当然のことながらアイロンに糊が付くと焦げ付きます。
パラフィン紙を使ったほうがアイロンに糊が付かなくて良いです。
私は仕事の速さを優先していますが、皆さんは使いましょうね。

私のような使い方をしていると、アイロンの焦げ付きを取るために、
定期的にアイロンの手入れが必要になります。

今回は、特殊な道具を使わずに綺麗にする方法のお話です。


:::最初に注意点:::
アイロンの表面に特殊な加工を施してある場合は各自に判断をお任せします。


:::用意するもの:::
・水
・メラミンスポンジ(洗剤無しスポンジ)
・不要な布


:::手  順:::
1.アイロンを低温に温めから電源を切る。
2.手で触れる温度に下がるのを待つ。
3.メラミンスポンジを濡らして、アイロンの表面をこする。
4.汚れた水が流れるので、時々、布で拭き取る。
5.「3」と「4」を繰り返す。


これだけでアイロンの焦げ付きが取れます。
スチーム機能付きアイロンの場合は、スチーム穴の窪みに汚れた水が溜まるので、
アイロン面を下に向けて、布の上でトントンと水を落とします。

掃除が終わったら、一度アイロンの温度を上げてスチームを出しておくと
次回使うときに茶色の水が出なくて安心です。


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:::memo:::
もう一工夫して、更に使いやすいアイロンにする方法もあります。

「アイロンの友」というマジッククロスです(私が名づけたのではなく商品名です)。
液状のタイプもありますがこれは量が多い分高いので、布タイプで十分です。

これはシリコン液が染み込んでいる布で、手で触ると少しぬめっとしています。
この布の上でアイロンを数回動かすと、アイロンの滑りが良くなります。

アイロンの表面が特殊加工されてないアイロンでも、ものすごく滑りが良くなります。
氷の上を滑るように「スーーーーー」と動かせるようになります。
特に古いアイロンにお勧めです。初めて使うとビックリするほど効果を感じるはずです。
大きな洋裁店で売っています。



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