ミシン糸の置き方・・・FAQ集

ミシン糸をミシンにセットするときについて


ミシン糸の土台には、糸端をひっかける切込みが入っています。
ここに糸を引っ掛けておくと、収納しておくときには便利ですよね。

この切り込みを気にして、ミシンにセットしていますか?

シャッペスパンなどをはじめとして多くのミシン糸というのは、
上下どちらにでもセットすることができます。

でも、この切り込みを上にするか下にするかで変わってくるのです。


<一般的な家庭用ミシンの場合>

普通のミシンの場合は、ミシン糸の切り込みが上になるようにセットします。
切り込みが下になると、縫っている最中にこの切り込みに糸が引っかかることがあるからです。

<上級用の直線ミシン・ロックミシンの場合>

アンテナのような糸通しが付いているミシンもあります。
高級な直線ミシンやロックミシンでみられるものです。
この場合は、ミシン糸の切り込みが下になるようにセットします。
理由は一般的な家庭用ミシンのときと同じ理由です。



<ミシン糸をよく確認しましょう>
有名どころのミシン糸、シャッペスパン、レジロンなどは、
ミシン糸を上下どちらにでもセットできるように、上下どちらにも穴が開いていますが、
レオナ66(ニット用)は片方にしか開いていません。

たぶん、ロックミシンにセットする前提なのかな?と想像するのですが、
一般的な家庭用ミシンにセットするときは上下逆になってしまうので、
側面のシールを貫通させて穴を開けて使います。
目打ちで刺して、穴に沿わせてぐるりと目打ちを回すと綺麗に開きます。
綺麗に開けても開けなくても、縫いあがりには支障ありませんけれどね。



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